株式会社博報堂ＤＹベンチャーズ（本社：東京都港区、代表取締役社長：徳久 昭彦）が運用するファンド「HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND」は、介護現場の負担軽減・環境改善を実現し、排泄検知ケアシステム「ヘルプパッド」を提供する株式会社aba（本社：千葉県船橋市、代表取締役：宇井 吉美）に出資いたしましたのでお知らせいたします。

株式会社abaの特徴

高齢化が加速する日本では、要介護者の増加と介護職員の不足により介護人材の確保とテクノロジーの導入による介護者負担の軽減が大きな社会課題となっています。株式会社aba は、においセンサーで排泄を検知しベッドに敷くだけで利用できる、排泄ケアシステム「ヘルプパッド」を提供しています。多くの介護施設では、おむつの確認・交換を 24 時間体制で実施することによる介護者の負担や、被介護者の排泄物による皮膚トラブルや感染症等、排泄ケアの大きな課題が存在しています。「ヘルプパッド」では、被介護者の排泄時に介護者へ通知し、適切なタイミングで清潔・安全な排泄ケア環境を実現します。蓄積したデータから排泄パターンも分析し、介護者・被介護者双方の負担を軽減できることから、医療・介護施設を中心に100施設以上へ導入が進み、今後は在宅介護を行う家族への普及も拡大していく方針です。同社は「ヘルプパッド」の提供を軸に、介護現場に寄り添い社会課題の解決に取り組んでいきます。

株式会社abaの概要

「HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND」とは

革新的なテクノロジー／サービスを創出し、社会への新たな価値創造に挑戦しているベンチャー企業との連携を強化し、イノベーションを加速するために組成したファンドです。
ベンチャー企業と博報堂ＤＹグループの強みを掛け合わせ、「生活者の目線から発想して、よりよい未来をデザインしていく」ことに取り組んでいきます。

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社博報堂ＤＹベンチャーズ 担当：武田、漆山、後藤、有賀　TEL:03-6441-9950